大村支部 3月例会開催報告
日時:3月20日(水) 18:30~21:15
会場:長崎インターナショナルホテル
テーマ:人手不足、人財不測の解決は、まず内的要因の解決から
報告者:プライアント(株)代表取締役社長
橋口 久 会員(佐世保支部 県共同求人委員長)
30年度最後の例会は、昨年から設立された共同求人委員会主催の例会となり、橋口会員からご報告いただきました。
人財不足の問題は、外的要因と内的要因に分けられるが、外的要因については人口減少問題や消費の低迷、マイナス金利など経済の基礎体力の低下に要因するもので、把握しておかないといけないが、解決するのは難しいのでまずは、内的要因の解決から取り組まないといけないとのこと。内的要因では、経営理念指針書の作成・就業規則の見直しや経営者と社員の共育、次世代の人を生かす経営として多様性への理解などをあげられ、内的要因を解決する事で選ばれる企業づくりに繋がる。
同友会では、経営労働委員会や共育委員会、ダイバーシティ委員会等が担当しているが、共同求人委員会は、それらの委員会と連携し選ばれる企業になるために、多くの項目について啓蒙する役割である。そして、共同求人委員会ができたことで、四位一体となり同友会の体制も整ったと、共同求人委員会の役割と意義についてもわかりやすく説明されました。
また、同友会活動は、例会が主な活動と思われがちであるが、各委員会の活発な活動が縦の軸、それを繋ぐ横の軸が例会であり同友会のあるべき姿との説明がありました。
グループディスカッションでは、多くの企業が人材不足をあげる中、人財に困っていない企業もあり、社員が辞めない労働環境が整っている、または、新規雇用の仕組みができている等の共通事項がありました。
人財不足には、内的要因の解決を行わないといけないが、社員や若者、地域に選ばれる企業にならなくてはならないことがわかりました。例会後の懇親会では、2名のゲストが入会宣言され、会員のみならず学びの例会となりました。
文責 大村支部 髙瀬邦彦