長崎出島支部 9月例会報

日時:9月21日(木) 18:00~20:20

会場:サンプリエール・Web

テーマ:地域振興のカギ 行政と民間の連携事例

報告者:(有)古川清掃社 代表取締役 山﨑 貴彦会員

出席者数:45名(会員39名(うちWeb6名)、ゲスト1名、他支部4名(うちWeb2名)、事務局1名)

山﨑さんは、初めに自分のことを知っていただきたいと、生い立ちから海外留学・前職に経験したクレーム対応10 年の経歴などを話されました。クレームの解決に要した期間の最長は3 年に及んだそうです。最初、やりたくないなと思えるような仕事でも挑戦することで見えてくるものがある。どんなクレームも相手の気持ちをくみ取りながら対応することが大切と伝えられました。
2016 年4 月に長崎に戻られ、同年お父様のご病気もあり( 有) 古川清掃社の代表となりました。経営に大きく関わる価格の決定という大問題を、行政と同業者の方たちとの協力で6 年をかけて自社が価格の決定権を持てるように解決されました。粘り強く頑張りました。
そして、業界と私の未来ということについても語っていただきました。
グループディスカッションでは、他社・行政との連携事例や今後の取り組みについて各グループ多くの意見が交わされ、同友会の会員同士で新しい仕事がうまれた事例も共有されました。
懇親会のひと言のコーナーでは、生活排水など公共性の高い業務内容の詳細がわかり、山﨑さんへの感謝の言葉も多く聞かれ、同友会の理念や考えを共有している会員同士のビジネスマッチングの輪が広がっていくことを期待するばかりです。
そして、山﨑さんの優しさの秘密を知ることができた素晴らしい報告でした。
(文責 成瀬 摂子)