大村支部 9月例会報告

日時:9月21日(木) 18:30~21:00

会場:長崎インターナショナルホテル

テーマ:官民創論2023「若者の生態系を探れ!!」

報告者:
特別ゲスト
大村市長 園田 裕史氏
長崎大学経済学部 准教授 山口 純哉氏
コーディネーター
(株)大幸企画 代表取締役 時 忠之会員
(株)ナカガワ 長崎工場 代表取締役社長 中川 有二会員
パネリスト
長崎大学経済学部山口ゼミ
近藤 凛氏、葛西 杏樹氏、大瀬 生真氏

出席者数:57名(会員42名、ゲスト17名、他支部7名、事務局1名)

7 回目となる「官民創論2023」に園田大村市長、大村市役所幹部、長崎大学 山口准教授と山口ゼミの学生をお招きし開催いたしました。
まず初めにパネルディスカッションテーマ「若者の生態系を探れ!!」では、山口ゼミ生、中川大村支部政策委員長と時アドバイザーで中川委員長の質問に対して学生3 名が〇× 形式にて回答を行いました。
就活で気にする条件などの質問に対して、若者の回答はやはり人間関係、給料面、ワークライフバランスなどの返答でした。Z 世代と言われる時代ですが、これらの悩みはどの時代になっても変わらない考えだと思うところでした。
「若者と自社のよい関係をどのように築いてますか」をテーマとしたグループディスカッションでは、今の時代の流れにおいて、若者に対して厳しく当たることもできない、仕事終わりの食事や飲み会に簡単に誘えないなどの悩みもありましたが、社長と若者が直接話すよりは、中間にあたる上司などの方がコミュニケーションを取りやすくよい関係性が築きやすいという意見もでました。同友会三つの目的のひとつである「よい経営環境をつくろう」を実現するためには、若者が県内の中小企業に就職したいと思うような職場環境、中小企業施策が必要だと思いました。
本例会は若者の思いが我々経営者の今後の実践に繋がる大きな学びとなりました。中小企業家は地元長崎で仕事をしたくなるような思いを若者に伝え、よりよい会社づくりをしていこうと締めくくられ、非常に意義のある例会になりました。
( 文責 藤本 力)