大村支部 10月例会報告

日時:10月19日(木)18:30~20:50

会場:サンスパおおむら・Web

テーマ:サラリーマンから経営者へ(創業者からの事業承継)~先代との関係と組織づくり~

報告者:(株)クロダ 代表取締役 大平 伸会員

出席者数:65名(会員50名(うちWeb4名)、ゲスト6名(うちWeb2名)、他支部8名(うちWeb1名)、事務局1名)

大平さんは義父(現会長)が社長退任後に代表取締役になられました。承継当初からの決意として前社長の残した戦略を大切にする、自分の言葉で思いを伝える、一貫性を持つことを大切にしていました。ですが、会長との意見の違いや失敗があり、そこで「。」まで話を聞くように変わったそうです。最後まで相手の話を聞くことは大切だと改めて感じることができました。
また、失敗して気づいたこと、行きついた事実として、社長の気持ちは社長にしか分からないということ、つまり先代は唯一且つ最大の理解者であると述べられていて本当にそうだなと思いました。
大平さんが社長として7 年間こだわり続け、承継当初の決意を貫く意志を熱く感じることができました。
グループディスカッションのテーマは「事業と人を承継する上で工夫する行動と改めるべき行動」でした。
先代との議論を沢山した方がよいという意見や経営理念を着地点として社員と自分の方向性を合わせる等の意見が聞かれました。
今回大平さんの報告を聞いて私自身の考え方や行動を改めて考える機会となりました。そして経営理念は会社にとってとても大切な物であり、必ず必要な物だと感じることができました。よい経営者になるための学びを得られた例会でした。
( 文責 村岡 隼太)