長崎浦上支部 1月例会報告

日時:1月23日(火)18:30~20:40

会場:長崎北公民館・Web

テーマ:私の変わりゆく流儀

報告者:(株)オオクラ 専務取締役 中山 紀子会員

出席者数:31名(会員29名、ゲスト1名、事務局1名)

「私の変わりゆく流儀」というテーマでの今回の経営体験報告は、全体としては報告者の中山さん自身の、幼少期からの自分の性格や経験などから学んだことに始まり、就職などを経て今に至った仕事や生活における、基本的な考え方の変化についての内容だった。
序盤は「カフェをやりたい」という夢を持ったことから、人生が波乱万丈な方向へ向かう話や、人間関係や現実の厳しさを知る経験を語った。
その後も様々なアクシデントに見舞われながら、ウェディングレストラン開業にこぎつけたが、その経営のなかでのスタッフとのことやコロナ渦で経験した厳しい現実を知る。
自身ではしっかりと、流儀を貫いてきたことを自負していたが、現実を受け入れ、また同友会での学びや先輩達の助言などによって、これまでの自分の認識を改めることの大切さに気が付き、流儀が変わっていった様子を中心に心境を語った。
また後半では、両親や弟という家族が経営陣である、設立から40 年以上の歴史ある会社へ役員として入社し、経験したことのない組織の中での自分を見つめ直す機会に身を置き、経営理念などの重要性を改めて知る機会を得たと報告。
この報告を聞き、自分や会社に起こる予測不能な事態に対して、柔軟に変化し続けなければいけないと考えた。
時には自分の根本的な考え方を見直す機会を持つことも、大切な事だと考えさせられた。
参加者一同改めて自分の貫いてきた流儀について考えさせられた報告だった。
(文責 橋本 剛)