長崎浦上支部 8月例会報告
日時:8月22日(木)18:00~20:00
会場:イタリアンバル chino
テーマ:ウィズコロナ時代、企業を永続するために時流に適応した社長の仕事
報告者:(株)スタイルマート 代表取締役 堤 直司会員(北松浦支部)
出席者数:36名(会員28名、他支部8名)
納涼会を兼ねた初の試みとして、通常とは異なる雰囲気のなかで開催されました。報告者の堤さんは、経営者としてこれまでに学んだ貴重な教訓を共有し、これまで培った知識と経験を、惜しみなく伝えていただきました。
経営において「なんでもやったことは必ず返ってくる」という、その精神が会社を大きく成長させる鍵であると強調されました。積極的な取り組みと広い人脈が成功への道であり、現代の企業が直面している人口減少や市場の変化に対応するためには、企業理念を堅持し続けることや、同友会で学んだことを具体的な事業展開や組織づくりに生かす「不離一体」の精神が重要であると述べられました。この不確実な時代において、「永続」と「成長」を両立させるためには、会社の強みを理解し、そして、短所にとらわれず、会社としての強みを最大限に活用し、その分野での1番を目指すべきだと力説され、社員のモチベーションの向上とスキルアップが企業成長の鍵となるため、個々の能力を正しく評価し、それに基づいた育成が必要であるとも述べられました。
ディスカッションでは、出席者が自身の強みや成功体験を共有し、互いに刺激を受ける有意義な時間となりました。
今回の例会が、出席者全員の意識改革に寄与し、ウィズコロナ時代の新たなビジネスモデル構築に向けた一歩になったと感じられる、非常に充実した例会でした。
(文責 岩 素子)