長崎浦上支部 10月例会報告

日時:10月22日(火)18:30~21:00

会場:イタリアンバル chino・Web

テーマ:経営戦略と10年ビジョン

報告者:VOICEエージェンシー 代表者 池田 慎会員(諌早支部)

出席者数:34名(会員27名(うちWeb1名)、ゲスト2名、他支部4名(うちWeb1名)、事務局1名)

今回は長崎同友会最年少の大髙さんが座長をつとめ開催。
冒頭の自己紹介では幼少期から家族が転々とし、姓もそのたびに変わっていったとのこと。高校2年で大検を取得し有名大学への合格を果たした。保険会社での営業に始まり、様々な経験後バブル崩壊で会社は倒産。後に多くの職業を経験して出版社に勤め、意欲的に働いたが体調不良で退社。一念発起で起業するが共同経営者と合わず継続を断念。社員と一緒に個人事業でスタート。高価から安価な薄利多売に転じ、元請けから下請けに転じた。そして全国的に顧客も広がっていった。
コロナ禍前に完全テレワークに切り替えたことや、広告業界の話題や革新的な技術情報なども織り込んでのエピソード、おすすめ書籍についても言及し、自社の10年先のビジョンを語った。そこでは近年に事業承継し3年を目途に法人化、10年後は学生などが自由に学べる施設をつくるなどがあった。
同友会へは勉強が目的で自ら入会を希望し、大変よかったと思っているとのこと。
不屈の精神を持ちながら、柔らかな人柄が参加者にも伝わり、明るく参考になる報告となった。強い精神や多才なことへの称賛が多く、グループディスカッションも賑やかなものとなった。ゲストや参加者からは「問題に直面したときは自己解決できるものとそうでないものを整理した結果、会社が上向きになってきた」という話が大変参考になったとのこと。
(文責 橋本 剛)