長崎出島支部 10月例会報告(長崎出島支部・青年経営者会合同例会)

日時:10月23日(水)18:00~20:30

会場:長崎タクシー会館・Web

テーマ:浪漫とそろばん

報告者:(株)いれ歯やさん 代表取締役 熊谷 佳之会員(兵庫同友会)

出席者数:48名(長崎出島支部会員26名(うちWeb4名)、他県2名、ゲスト3名、他支部16名(うちWeb3名)、青年経営者会18名(うちWeb2名) ※青年経営者会会員は長崎出島支部・他支部出席者と一部重複、事務局1名)

10月の長崎出島支部の例会は青年経営者会との合同例会でした。
兵庫同友会より熊谷さんをお招きして報告していただきました。兵庫同友会ではMG研修を取り入れて学び数字の面からも強い経営を目指しているそうです。
(※MG 研修は、経営の基本を会社経営のシミュレーションゲームを通じて刺激的に学び柔軟で迅速な意思決定力を養えるゲームです。)
実際に熊谷さんもMG研修を取り入れて会社の経営を立て直したとのことでした。熊谷さんは理念や想いはあるもののどうしても社員に伝わらない、初めは順調に伸びていった会社の経営も拠点が増えるほど管理が行き届かず思ったように利益が残らない経営が続き、とうとう倒産の危機に追い込まれます。自殺をして全て終わりにしようか…心まで窮地に追い込まれたときに周りの経営者より人を頼るように諭されます。意を決して会社の幹部社員へ頭を下げ再起を誓います。その決意を汲んだ幹部社員より支援があり、社員とともに再起に挑みます。
会社と自身の命を救ってくれた社員を信用ではなく信頼しよう、一緒に会社を盛り上げていこう。そのためには社員が自分の判断で動いていけるように自分と同じように学んでもらおう。その想いより熊谷さんの会社ではMG研修を初め、経費・時間をかけ社員教育に取り組んでいます。
想いはもちろん大事ですが社員との信頼関係をどのような形で伝えていくか今一度、考えさせられる報告であったと思います。
(文責 平山 祐実)