長崎出島支部 9月例会報告

日時:9月17日(水)18:30~20:00

会場:ベネックス長崎ブリックホール

テーマ:暁建設の社員共育への取り組みと課題

報告者:暁建設(株) 代表取締役 本多 邦暁会員

出席者数:36名(会員21名、ゲスト12名、他支部3名)

本多さんは24歳の若さで社長としてスタートし、経営計画書もなく銀行からは借り入れを断られました。そんなスタートから、今では安心・安全・快適に暮らせる社会づくりをミッションに掲げ、社員一丸となって取り組んでいます。
「教育は指導、共育は対話と共働」と話され、属人化の防止のために業務のマニュアル化、社員それぞれと対話してショートゴールを決めていることで、若い社員さんも目標目指して頑張っている様子がうかがえ、朝礼を始めたことで、社員同士が感謝の言葉を相手に伝えることができるようになったなど、好事例もたくさん紹介されました。
そして、「今なぜ共育なのか」について、環境変化のスピード、多様性の時代、心理的安全性の重要性、自立型人材育成の必要性について話されました。
共育の自社事例では、右腕となる50歳の社員さんのお話に、「右腕の存在がいて、羨ましい。どんな取り組みをされたのか」との質問があり、社長自身が自ら自分をさらけ出すこと、指示命令系統の明確化などを挙げられていました。
ディスカッションテーマ①「よい組織とは?」については、「目が覚めたら会社に行こうと思えるのがよい組織」という発表があり、頷かれている方が多くいらっしゃいました。
共育について、一人ひとりの会員が自社で取り組むべきことを感じ取ることができる素晴らしい報告でした。
(文責 成瀬 摂子)