佐世保支部 5月例会報告

日 時:5月22日(金)18:30~21:00

会 場:まちなかコミュニティセンター

テーマ:学びの夜明け~人手不足は“外国人”ではなく“高度な学習”で解決する~

報告者:南風崎MGレヂデンス(株)長崎日本語学院 事務長 井原 崇通会員

出席者数:43名(会員30名、ゲスト12名、他支部1名)

5月例会は、座長を赤波江さんが務め、「人手不足は本当に外国人で解決するのか」を問い直す機会となりました。
報告者には、日本語教育の現場に長年携わってこられた井原さんにご報告いただきました。井原さんは、長崎日本語学院での取り組みを通して、外国人材を単なる労働力としてではなく、共に学び育つ存在として受け止める視点を大切にしておられます。
報告では、日本語学校の現場から見た外国人材の実態と課題が具体的に語られました。人手不足の解決策として外国人雇用が進む一方で、教育不足や制度理解の欠如によるミスマッチも多く生じている現実は考えさせられるものでした。そのなかで「学習」と「企業理解」を軸にした人材育成こそが定着と活躍の鍵であるとし、長崎日本語学院での育成事例を交えたご説明は大変示唆に富むものでした。
外国人材の受け入れは、多くの企業が直面する身近な課題です。すでに採用を進めている会員の皆様には、定着やコミュニケーションの難しさに深い共感があったようです。一方、これから検討する会員の皆様には、労働力の確保ではなく人を育てるという発想の転換が、大きな気づきになっていました。
ディスカッションでは「外国人材が活躍するための条件」について活発な意見交換が行われ、「受け入れる側の企業が学ぶ姿勢を持つ」「制度や文化の理解を社内で共有する」「働く目的を一緒に描く」など、明日からの取り組みにつながる具体的なヒントが数多く挙げられました。人手不足の答えを改めて見つめ直す、素晴らしい例会となりました。
(文責 大髙 孝太)