北松浦支部10月例会報告
北松浦支部 10月例会報告
日時:平成29年10月18日(水)18:30
会場:サンパーク吉井
報告者:桃李(株) 代表取締役 大橋 尚生会員
報告テーマ:「2025年問題を見据えて」
~陽から陰の時代への転換~
報告内容:
横浜で働いていて長崎へUターン後、3年前に税理士事務所職員から脱サラし、独立開業。人間学を基礎にした会社経営を提案していが、奥様が看取り士になったことをきっかけに自分自身も看取り士となり、訪問看護ステーションを開設している。
陽の時代⇒社長のリーダシップで会社は成長できた時代。支配の時代。
陰の時代⇒社長と従業員が協働して会社を成長させる時代。協働の時代。
もともと文化としてあったのかもしれないが「看取り」という文化を新しい形で創造したい。
今、急速に高齢化が進んでいて、最期を迎える側もそれを看取る側も高齢化しており、人に看取られながら最期をむかえることができない社会になっている。そうした高齢化社会において、人生の最期を穏やかにむかえたいというニーズに応えるべく看取り士という職業が存在する意義がある。
また、看取り士は、最期のときご家族に寄り添っていただくことをお伝えしている。訪問看護ステーションを運営していくうえで「看取り」に特化して事業展開を試みている。
感想:
なかなか事業化することが難しい「看取り」を事業としてやっていくことはすごいなと思いました。今後、高齢化が急速に進む中、「看取り」に関する需要が増える可能性は感じた。
今後は、「看取り」という言葉が一般の人に身近になり、さらには「看取り」というサービスが認知されることが重要だなあと思いました
(文責:吉田 大)