大村支部 3月例会報告
日時:3月16日(木)18:30~21:00
会場:パークベルズ大村・Web
テーマ:自立とは、自己実現にチャレンジできること
報告者:(福)鞍手ゆたか福祉会ゆたかカレッジ長崎キャンパス 山田 郁美会員
出席者数:37名(会員31名(うちWeb3名)、ゲスト4名、他支部1名、事務局1名)
梶原さんのスローガン唱和。支部長挨拶の後、(株)NBCソシア県央支社 永石さんによる事業所紹介。
座長の私(本澤 崇)から報告者紹介を行いました。
まずは、自己紹介、山田さんの体育教諭から社会人をスタートし、結婚・子育てそして様々な困難を乗り越えられ、ゆたか福祉会に出会われた経緯を紹介されました。
次に、ゆたかカレッジの事業内容を順を追って報告されました。個別支援計画、事業所略歴、事業設立に理由において、障がいのある方も時間をかけ、ゆっくりとしたペースで成長できる学びの機会を保障すべきであるとのことでした。自立とは自己実現にチャレンジできることを、支援目標を立て、利用者の方とレジリエンス(折れない心)を育み目標に共に歩んでいきたいとのことでした。
その後、利用者の方々の自立訓練活動・就労移行支援活動を写真を交え報告、ライフスキル・ワークスキルの説明がありました。(福)鞍手ゆたか福祉会の有徳氏による事業所内の自立支援プログラムの説明、①一般就労②特例子会社③福祉的就労などの種類別の就労パターンの説明がありました。そして、実際の就労例を3つ報告していただきました。就労移行支援において定着できるような支援を行っていること、その定着支援の重要性を説明されました。
報告は、山田さんより、「自立とは本来他に頼らず独り立ちすることとされていますが、時には他人の手を借りながら、必要と思うことを選び取れることが自立につながっていくのではないかと思います。これは障がいのある方もそうでない方も同じことであると思います。失敗もありますがそこから学び自己実現にこれからもチャレンジしていきます」という力強い言葉で締められ、その後、グループディスカッション、発表、質疑応答が行われました。
最後に座長のまとめとして、今回は障がい者就労支援事業の紹介を熱意を持って報告していただいた旨を、そして多様化する社会を見据え、県・大村支部のダイバーシティ委員会は様々な多様性を生かせる経営・社会活動を紹介していくという総評を行いました。
(文責 本澤 崇)