五島支部 3月例会報告

日時:3月17日(金) 18:30~21:00

会場:福江文化会館・Web

テーマ:「続ける」ことに必要なこと~誰もが就労しやすいダイバーシティ経営~

報告者:飯田青果(有) 代表取締役 飯田 弘巳会員(島原支部)

出席者数:28名(会員8名、ゲスト1名、他支部18名(うちWeb13名)、事務局1名)

今月は南島原で青果生産・青果卸売業を営まれる飯田さんに、ダイバーシティ経営について、報告いただきました。
飯田さんが取り組まれていることは、外国人や知的障がい者等の雇用です。雇用する前、社員さんたちからは、「外国人に仕事を取られるのではないか」「障がい者の方は仕事を覚えられるのか」などの意見が多くあったようです。しかし実際に雇用してみると外国人の素直な人柄などに触れ社員さんもうち解け、障がい者の方の仕事ぶりに職場の雰囲気がよくなっていったそうです。そこには飯田さんの決断があり、その人に合った仕事の割り振りや、社員さんとのコミュニケーションづくりがあったからだと感じました。報告のなかで懇親会や旅行など楽しい写真が多く紹介されていました。
飯田さんは報告の最後に、ダイバーシティ経営は単に労働力を補うだけでなく、実践してみると、社内の役割分担やスタッフの成長、労務管理、事業拡大など会社として成長できることが多くあったと仰っていました。
今回学んだことは、先ずは私たち経営者が固定概念を捨ててやってみることが大事。迎え入れる環境(ハード面)を整えることも大切だが、多様性を知り受け入れようとすることが大事だと感じました。日本は少子高齢化に伴い、労働力が不足しています、意外とここに、問題解決の糸口があるかも知れません。
最後になりましたが、今月もご参加していただきました皆さん、ありがとうございました。
(文責 設楽 誠)