五島支部 9月例会報告
日時:9月24日(火)18:30~20:40
会場:福江総合福祉保健センター・Web
テーマ:ウィズコロナの時代企業を永続するために時流に適応した社長の仕事
報告者:(株)スタイルマート 代表取締役 堤 直司会員(北松浦支部)
出席者数:13名(会員9名(うちWeb1名)、ゲスト1名、他支部2名(うちWeb1名)、事務局1名)
堤さんは佐々町にて家具・雑貨販売を営んでいらっしゃいますが、事業承継される際はご家族の強い反対もあり、大変な思いをされたそうです。
自社ブランディングを進めていくうえで、師と仰ぐ方と出会い、マーケティング戦略について学ばれていきます。現在ではセミナーを開催するほどマーケティング戦略を熟知されておられ、地域のニーズや社会情勢を把握し、的確に判断することで業績も上がっていらっしゃいます。「悪いところを直そうとするのではなく、良いところを伸ばす方が圧倒的に業績アップにつながる」という堤さんの考え方に驚かされました。さらに、「変えること」と「変えてはいけないこと」の判断を間違ってはいけないというお言葉が印象的でした。
創業者の想いや考え方も時によっては時代に応じて変化させていかなければならないが、そのなかでも決して変えてはいけないことの見極めを誤ってはいけない、経営理念や経営指針の重要性を強く感じる報告でした。
人口減少の波に対応するため、ビジョンを醸成し実践する、地域内のシェアナンバーワンを目指す努力(オンリーナンバーワン)を続けることが企業のトップとしての重要な役割だと強く学びました。
今回の報告における学びを1つでも即実践することが大切だと思いました。
最後に11月29日、経営フォーラムin平戸においても数多くの学びがあると思いますので、五島支部会員の多くが参加していただければと思いました。
(文責 清川 佐太吉)