五島支部 3月例会報告
日時: 3月21日(金)18:30~20:40
会場:福江総合福祉保健センター・Web
テーマ:必要とされる企業となるために
報告者:(株)日進開発 総務課長 池田 聖典会員(島原支部)
出席者数:24名(会員10名、ゲスト3名、他支部10名(うちWeb3名)、事務局1名)
島原副支部長の池田さんにご登壇いただきました。
(株)日進開発は雲仙普賢岳の噴火という困難を機に、太い会社へと成長させるため多角経営に踏み出し、現在では、ホテル事業・介護事業・コンビニ事業を展開され、地域の暮らしを支える企業へと発展を遂げています。
しかし、島原は「陸の孤島」とも呼ばれ、労働人口の減少が深刻な課題となっています。
様々なリクルート戦略に挑戦するなかで池田さんは、障がい者雇用や外国人雇用に積極的に取り組み、多様な人材が活躍できる環境づくりにも力を入れています。単なる事業の拡大ではなく、地域に必要とされる企業としての役割を果たし続けるために、挑戦と努力を惜しまない池田さんの想いが伝わる力強い報告でした。
五島においても同じ地域課題があり、グループディスカッションでは地域に必要とされる企業となるためには、一歩動き出すことが重要だ、自社が存続することが地域のためになるなど熱い議論がなされました。
当日はゲストや他支部より多数ご参加いただき、2024年度現地参加者最高出席者数となり、大変賑やかな雰囲気で2025年度に弾みがつく例会となりました。
また、2025年度の報告者が島原・五島両支部で1名ずつ決定し、五島支部としても1歩踏み出せる最高の1日となりました。
(文責 宮田 秀樹)