北松浦支部 3月例会報告

日時:3月14日(火)18:30~20:30

会場:松浦シティホテル

テーマ:コロナ禍を乗り越えて

報告者:(株)大幸企画 代表取締役 時 忠之会員(大村支部)

出席者数:20名(会員13名、ゲスト4名、他支部2名、事務局1名)

コロナ禍において、大きな影響を受けた飲食業の経営にあたるなかで、自身の信条、経営理念を突き進め、240名の社員を解雇することなく、営業時間の短縮、小規模及び専門店舗の新規出店等を展開してこられた自助活動の報告をされました。
さらに、人口増加、交通網の整備等が進む大村市の中小企業振興会議の委員として、8年間活動に取り組まれ、行政との信頼関係を構築し、企業経営者の経験、視点で「民」主導での政策提言、コロナ対策の実現につなぐ、公助推進の報告がありました。
淡々と静かな闘志を二倍速で語られ、出席者も大きな薫陶を受けました。
グループ発表のなかで、「コロナ禍は笑顔で乗り切った」との発表に「私が一番苦手なことです」と素直に答えられる姿が大変印象に残りました。自身の折々に書かれた日記の内容を紹介されながら、『同友会から一社もつぶさない』『万策尽きたと思うな、自ら断崖絶壁の淵に立て、その時始めて新たなる風は吹く』と語られ、大いに学んだ例会でした。
(文責 今田 圭二)