北松浦支部 9月例会報告
日時:9月20日(水)18:00~21:00
会場:平戸海上ホテル
テーマ:ウィズラン平戸オフィスの経営活動について
報告者:税理士法人ウィズラン 平戸オフィス代表社員 松永 いづみ会員
出席者数:18名(会員11名、他支部6名、事務局1名)
当日は、五島より経営フォーラムキャラバン隊2 名、他支部の会員も参加いただき、賑やかに報告が始まりました。
当月は主に九州北部を中心に税理士サービス・行政サービス・認定支援機関サービスなど広く活躍され、また、地元の平戸市への愛情が深く、地元の活性化に尽力される松永さんの活動の基盤となる当税理士法人の理念や事業計画発表などについて報告いただきました。
①平戸オフィスの企業理念についての内容から。企業理念、経営理念や行動指針のほか今年からは「サービスコンセプト」や「ウィズラントレンド」を定め、職員の目線や意識をあわせようとしている。
②事業計画は毎年、文章化・数値化してウィズラングループ全体で事業計画の発表会を実施し、グループ全体の計画を共有させている。
③事業内容については、当初は税務申告・税務相談から徐々にフィールドを拡げ、事業承継・M&A支援にまで。今後は、「ビジネスクリエーション」の分野にまでフィールド拡大を視野にいれている。
④当オフィスでは、期間毎のスケジュールや確認事項を文字化し、項目毎に職員を配置し役割決めして全員を参加させ、一体感を醸成させているそう。職員を経営の中に組み込む仕組作りをされているというのが感じられた。
⑤また、2013 年に国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本地域別将来推計人口」による地元の人口の急減予測を見て、平戸市街づくり協議会、大学生、金融機関、行政、地元有志とともに地元での企業の立ち上げや空き店舗の活用・古民家の活用を協議する「アントレプレナー」をコロナ禍に立ち上げて現在も活動中。
クライアントや地元、そして職員に寄り添いながら、今後の税理士に問われているものはなにかを常に模索し続けている、とにかくパワフルでエネルギッシュな報告でした。
( 文責 森 誠治)