北松浦支部 5月例会報告
日時:5月21日(火)18:30~20:30
会場:松浦シティホテル
テーマ:行政書士への転身
報告者:アステラ法務行政書士事務所 代表者 浦川 栄一会員
出席者数:14名(会員13名、事務局1名)
建設会社勤務から地元町役場へ転職後、市町村合併により組織の規模が大きくなり、職員としての自分の表現方法を見失ったことから、これまでの経験や知識を基に活躍の場を広げるために士業の世界へ転身されたそう。
会員が携わったグランピング事業をSNSにあげたことをきっかけに京都市の業者から声が掛かることに。京都市の地元企業と協働して木造建築物のうち伝統的な構造、都市生活の中から生み出された形態や意匠を有する京町家を宿泊施設として活用し、建物や町並みの景観保存のために尽力されているそう。
今後は、暮らしの変化・働き方の変化・都市集中型から地方分散型へと生活の価値観が変化し、プライスレスな多拠点生活を楽しむ人が増え、関係人口が増加するとの見解であった。
浦川さんは、京町家の実績を生かし関係人口を増やすために空き家を活用して、地域活性化に繋げていきたいとの今後の考えを持たれており、先ずは、「空き家活用のプラットホーム」立ち上げも視野においておられた。
私達の生活の拠点である県北地区も例外にもれず、空き家は多数存在し、問題ともなっている。自然や食についての素材のパフォーマンスは高いと考えており、会員の計画する「空き家活用のプラットホーム」に個人として、組織としてもかかわっていきたいと考える。
(文責 森 誠治)