北松浦支部 8月例会報告

日 時:8月20日(火)18:30~20:30

会 場:孫子宿

テーマ:楽しく・明るく・家庭団欒提案業(納涼例会)

報告者:(有)酒の一斗 代表取締役 池野 晋一会員

出席者数:13名(会員9名、ゲスト1名、他支部2名、事務局1名)

今回、池野さんより経営フォーラムでの分科会の内容のプロローグを報告いただいた。報告のなかで人口減少に就労人口の減少、日本のGDP順位が世界3位から4位へ転落からみられる経済成長の低迷、そして今後の人口増加や経済発展の主軸がアジアやアフリカへ遷移することや今後の水産物(魚介類)の世界的な需要は増加していること等を述べられた。このような世界環境の変化やコロナ禍における事業再構築に向け、本業で取り扱う希少価値の高い酒類と長崎県の水産資源を活かしたマリアージュに活路を拡げていったそう。
長崎ブランド魚を自社で商品開発された幾つもの商品の紹介をしていただき、当日は納涼例会も兼ねていたため、15種類以上のその開発商品をいただくことができた。どの商品も例会出席者が「美味しい」と声を挙げるものばかりで、どれだけの試作が行われてきたのかと思ってしまった。自社社員で研究開発を進め、地元ブランド魚を活用して地元への寄与を図り、家庭の食卓への酒と魚の楽しみの提案。当社の経営指針の実践の表現ではないかと思えた。
(文責 森 誠治)