【経営フォーラム in 平戸】第3分科会 経営ビジョン
日時:11月29日(金) 13:00〜20:00
会場:平戸文化センター
テーマ:水産県長崎の中小企業の基幹産業と、長崎ブランド魚のマリアージュ戦略
報告者:有限会社酒の一斗 代表取締役 池野 晋一会員(北松浦支部)
室長 内海 浩幸
今回の分科会では、池野さんの仕事に対しての熱い想いを感じることができました。
3つの柱で不況に強い会社づくりとして、6つの法人事業、酒類販売事業・福祉事業・魚類加工業を展開。「多角化は時代に応じてスクラップアンドビルドを繰り返し日々チャレンジしていく」との報告がありました。
特にコロナ禍では既存の酒類の販売が落ち込んだ時に、経営戦略として長崎県の水産振興と酒のマリアージュ戦略が上手くいき会社の売上と利益に大きく貢献。特に「レモンしめさば」は日本農林業振興会会長賞を取得した商品となっています。
次に社員教育についてですが、ワイン検定・日本酒資格などを取得しプロ意識を持つことにより何事にもチャレンジ意欲のある社員の育成を行っており、社員と共に成長する会社づくりを考えているとのことです。
また、社外研修にも力を入れていて(OFFJT)により、会社は(お互いによい未来)を考え、社員は(お互いに必要とする)ことに気づく、この気づきの原点が成長の要因になられています。
健康面にも目を向けており健康経営やお客様の健康そして会社の健康等を踏まえ「安心経営計画」を実現できるように日々チャレンジされていらっしゃいます。
最後に「立志と探究心」「人づくり・商品づくり,幸せづくり」を行いながら、世の中のお世話役に徹する事が大事なことだと感じさせられる報告でした。