県南3支部(長崎浦上・長崎出島・五島)合同緊急Web セミナー
日時:6月3日(水)18:30~20:30
会場:Web会議
テーマ:「コロナに負けるな この危機を乗り越えよう」 コロナによる給付金・助成金について~企業存続に手助けになる手法~
報告者:(株)トリブルバリュー 代表取締役 山本 龍太 氏
2020年度が新役員体制でスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により各所で自粛を余儀なくなされ、会員さんと会えない状況が続きました。会えない会員の方々が少しでも前向きになれるのではとの思いから、3支部合同での開催となりました。
山本氏の報告は、新型コロナウイルス感染症の影響に対する複雑な給付金・助成金制度や特例制度融資などの説明に加え、私たちが事業を継続するための考え方の基礎を分かりやすく、事例を用いてお話していただき、多くの学びを得ることができました。質疑応答でも、持続化給付金の申請方法についてなど具体的な質問にも答えていただきました。
私が特に印象に残っていることをご紹介します。コロナの影響で何か新しいことにチャレンジをしていくことは、経営者にとっては重要なこと。この状況がピンチで終わるか?
それとも、チャンスになるか?誰が決めるのか。それはわれわれ経営者!!
速く、そこそこ正しい情報とデータで知識を得る⇒知恵を絞る⇒意思決定をする⇒行動する⇒成果を出す!!
間違った意思決定では成果が出ない。
100%の正しい情報が出てきたときには遅い。事業の立て直しをするには、
①キャッシュを確保する(給付金・助成金の申請をする。特例融資を受ける)
⇒お金があれば倒産しない。
②ウィズコロナ時代の成長戦略を考える
⇒消費者行動は2019年の状態には戻らない。
幸いにも私たち同友会の会員は、情報を得ることができます。経営方針、事業計画、採用計画、適材適所の人材配置など、一緒に学び合う環境と仲間がいます。
この状況を「チャンス」にし、新しい形で長崎を元気にしたいと思いました。
文責 長崎出島支部 津田 豊美