長崎出島支部 11月例会報告
日時:11月17日(火)18:30~21:00
会場:メルカつきまち・Web
テーマ:ヒロシ流 人生の楽しみ方
報告者:Daisy Hill 代表者 森山 博史会員
出席者数:32名(会員29名(うちWeb 1名)、ゲスト2名、事務局1名)
森山さんは、大阪で生まれ、兵庫県西宮市の甲子園学院幼稚園・小学校に通いました。茨木市にある中学校の受験で失敗し、警察沙汰を起こし、14歳から単身オーストラリアに行くことになりました。英語が話せず馬鹿にされる時もありましたが、オーストラリア人との交流を深めるため、デイジーヒルにある高校を紹介され入学。高校では、母が学校への呼出3 回、停学5 回と、やんちゃな高校生活を送りました。
その後、大学を卒業、現地で自動車関連の仕事に就きますが、現地経営者のトラブルに巻き込まれ帰国。大阪で自動車関連の仕事や、大阪の新しい土産物の企画・開発・デザインの仕事を行いました。小型ボートを使った水上タクシーの立ち上げ・企画・運営を経験、この時「目標に向かって切り開くスタイル」は、今の仕事にも生かされているとのことです。その後、東京で、サントリーの景品の企画・デザインの仕事をし、縁あってポルシェセンター神戸のメカニックをしました。ここでは「人を見かけで判断しない」という経営者の考えを学びました。ポルシェセンター時代に通っていた、スナックのママから「夜の店をやりなさい」と言われ続け、その言葉がいつも頭にあり、夜の商売を考え始めた頃、知人からレッドブルの撮影で、2週間の仕事を紹介され長崎に来ることになりました。外国人が軍艦島でスタントするCM 撮影の通訳の仕事で、この時、軍艦島まで船を出していたのが、長崎出
島支部の馬場さんでした。そして、長崎に移住したい気持ちが募り、長崎に移住。その後、馬場さんの協力もあり、バー「Daisy Hill」を出店しました。英語が通じる店と評判になり外国人が集まる店となりました。
同友会入会のきっかけは、当時、お客さんとして来ていた長崎浦上支部 中村さんから、当時の長崎出島支部会員を紹介されてのことでした。同友会に入会し、楽しいだけではなく、ビジネス感覚のある仲間と出会えたことが良かったと森山さんは語っていました。
今後は長崎のことを考え、観光に目を向け、仲間と動き出しているということです。「遊びで仕事をしている」とのことでしたが、遊び・楽しい・仕事の垣根がないと感じ、人とのご縁・感謝を感じる報告で、仲間づくりの日に相応しいと感じました。
文責 加瀨 和利