長崎出島支部 10月例会報

日時:10月25日(水)18:00~20:20

会場:サンプリエール・Web

テーマ:ご縁をつないで、仕事の軌跡を描く

報告者:(有)かきもと 取締役 柿本 敦子会員

出席者数:37名(会員25名(うちWeb3名)、ゲスト2名、他支部9名、他県1名、事務局1名)

柿本さんの会社は、あと10 年ほどで創業100 周年を迎えられる老舗のフラワーサロンです。今回は、長きに渡って存続してきた秘訣についてご報告いただきました。
創業より代々、家族・親子を中心に経営に取り組んでこられたそうで、今回の報告から柿本ファミリーの絆の深さが感じ取られました。こうした家族の絆もあってか、事業承継も比較的スムーズに進んだとのことでした。
また、今回の報告の中心となったのは、お客様はもちろん同業者とのご縁を大切にしながらの経営という点でした。葬儀の縮小、コロナ禍など時代の変化で生花の需要が減り経営的には順風満帆ではないなか、数年前に同じく歴史ある生花店より店舗引き継ぎのオファーがあり、現在の2 店舗体制となったそうです。そして今、さらにもう1 店舗引き継ぎの提案があり、早ければ来春にも3店舗目がオープンするとのことでした。
これも一重に柿本さんの人柄そして、ご縁を大切にして信頼を築いてきた賜物と言えます。
報告後のグループディスカッションでは「貴方が普段、『ご縁』を繋ぐために気がけていることを教えてください。」とのテーマで活発な議論が交わされました。グループ発表では、「これからも、人に癒しと幸せを届けるお花屋さんでいてください。」といったエールもあり、大変充実した例会となりました。
(文責 山﨑 貴彦)