長崎出島支部 8月例会報告
日時:8月21日(水)18:00~20:00
会場:ホテルニュータンダ・Web
テーマ:アシストグループ10年の歩みとこれから
報告者:(株)アシスト 代表取締役 立山 雅也会員
出席者数:38名(会員31名(うちWeb1名)、ゲスト3名、他支部3名(うちWeb1名)、事務局1名)
報告者の立山さんは、「夢ノート」というものを書いているそうです。
当初、行政書士として独立し、その後に訪問看護の事業を立ち上げたのは、この「夢ノート」に「福祉の事業を行う」と書いたことによるものとのこと。ここからアシストグループがスタートしました。
最初から順風満帆の事業展開というわけではなかったそうです。事業拡大のために銀行へ融資をお願いした際には、事業計画書を「無理でしょ」と5秒で突き返され非常に悔しい思いをしたこともあるとか。しかし、決してあきらめることはなく、長崎初の「幼老複合施設」設立という夢を知り合いの経営者さんへ話したところ、非常に共感いただき、別の銀行を紹介してもらった結果、プロパー融資が決まったそうです。
今では、医療・保育・介護・福祉分野だけでも20を超える事業所を経営し、また、M&Aの打診から建設業にも参入、さらには、シミュレーターを使ったインドアゴルフクラブも経営しております。M&Aも事業の柱となっており、今年は病院やグループホームなどを買収し、全ての事業でしっかりと利益を上げ着実にまた飛躍的に事業の拡大を進められています。
そんな立山さんは、松下 幸之助の言葉を大切にしているそうです。『どうにかなるさ、本気を出せば。』『どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。』前向きでいい意味で楽天的に、そして今、現在に本気で向き合うことが大切だと気付かされます。
グループディスカッションも大変盛り上がりました。
今後ますますそれぞれの事業発展・拡大のために、気持ちを新たにする例会ではなかったかと思います。
(文責 榮 紀祥)