長崎浦上支部 5月例会報告
日時:5月22日(月)18:30~20:30
会場:長崎新聞文化ホールアストピア・Web
テーマ:遊びに勝る学びなし〜パパノミクス的ダイバーシティ活動〜
報告者:(特非)パパノミクス 代表理事 小森 剛会員
出席者数:37名(会員32名(うちWeb4名)、ゲスト2名、他支部2名(Web1名)、事務局1名)
今回は、支部ダイバーシティ委員長の小森 剛さんによる報告でした。
小森さんが法人設立に至るまでの経緯のなかで、特に前職の職場における、育児休暇取得にまつわる経営側と雇用者側でのやり取りからスタートしました。自らの育児休暇中に学んだ、女性と男性の家庭における役割や責任の分担といった、現在の価値観にアップデートされた家族の在り方についてでは、出席者からも意識を改める必要があるという声も見受けられました。
小森さんが法人を設立していく過程で見つけた「自己肯定感」というキーワードを中心に、子ども・母親・父親というそれぞれの役割での「自己肯定感」に繋げていきました。また、子どもの環境をよりよくしていくためにも「自己肯定感」をより積極的に獲得していく大切さを伝えてもらいました。
「自己肯定感」を得るためにスポーツやボランティアといったこれまでの手法ではなく「遊び」というルールに縛られず、自らが進んで参加していく形に焦点を当て、現実に横たわっている課題に対しても「遊び」をキーワードにこれからも活動を続けていくとのことでした。
今回もマスクを外してのグループディスカッションとなり、どのテーブルも活発な議論がなされていました。またゲストの方も積極的にグループディスカッションに参加されており、コロナ禍では成し得なかった、本来の姿に戻れました。会の進行も時間通りに進行でき、懇親会には、さらにゲスト2名が加わり大変充実した例会となりました。
(文責 甲斐 亮)