長崎浦上支部 1月例会報告

日時:1月20日(火)18:00~20:30

会場:スマイルホームカンパニー・築町コモンスペース・Web

テーマ:経営者が今こそ学びたいドラッカーの人材活用戦略

報告者:人間力総研(株)代表取締役 二瓶 正之氏

出席者数:39名(会員33名(うちWeb2名)、ゲスト3名、他支部3名)

今回の例会ではドラッカーの理論に基づいた人材活用戦略の本質を学びました。二瓶氏は、マネジメントを「一人ひとりの強みを生かし、組織の成果につなげること」と定義し、多くの経営者が努力の結果である「能力」にのみ注目し、その人が本来持つ「強み」を軽視している現状を指摘されました。特に強調されたのは、人の上に立つ者に最も必要な資質はスキルではなく「誠実さ」という人柄であるという点です。企業は社会という人体における臓器のような存在であり、自社の存続そのものではなく、まず顧客や社会への貢献を第一義とする視点が経営の本筋であることを再確認しました。
グループディスカッションでは、社員の強みをいかに見出すかが焦点となり、報告者からは「徹底した観察ノートをつけ、小さな言動の変化を記録すること」や「本人を長く知る親や友人に話を聞くこと」といった、現場で即座に実践できる助言をいただきました。また、仕事の報酬は給与などの外的なものに留まらず、仕事を通じて得られる達成感や自己成長という「内発的報酬」こそが重要であり、これを社員が実感できる風土を築くことが組織を強くします。経営者自身の成長が企業の成長限界を決めるとの言葉を肝に銘じ、自らが熱意を持ってビジョンを語り、率先垂範して社員と共に歩む決意を新たにする貴重な学びの時間となりました。
(文責 大城 あゆみ)