大村支部 5月例会報告
日時:5月16日(木)18:30~21:00
会場:長崎インターナショナルホテル
テーマ:経営指針で見えてきたわが社の未来像~社員と共に次のステップへ!~
報告者:(株)恵比寿組 代表取締役 谷 信一郎会員
出席者数:53名(会員40名、ゲスト3名、他県同友会7名、他支部3名)
大村支部の副支部長である谷 信一郎さんに報告いただきました。
谷さんは2010年に同友会に入会し、数年間は例会にあまり出席していなかったそうです。しかし、当時の支部長から「委員長をしないか」と誘われ委員長を拝命したことをきっかけに、同友会活動に参加し始めたと仰っていました。それから、経営理念の作成までは順調に進み経営指針をつくろうと思ったものの、途中で挫折してつくるまでに5年もかかったそうです。「経営指針の作成は、重要度は高いが緊急度は低い。つくらなくても明日の仕事はなくならないと考えていた。」という当初の気持ちをお聞きして「確かに後回しになりそうだ」と思いました。そこで谷さんは、つくると決めてから逃げ道をなくすために、経営指針をつくる前に発表会の日程を決めて招待状を送り、それから経営指針を作成したそうです。
経営指針を作成してから計画通りにいかないことも多かったようですが、経営指針があることで計画を見直し、軌道修正をしながら成長してきたそうです。経営指針発表会をすることで社内共有ができ、社員と共に成長することができたと仰っていました。報告から「経営理念、10年ビジョン、経営方針、経営計画」の4つを合わせた経営指針の重要性を改めて感じました。
今回の例会を通して、経営指針を社内で共有することで、社員一人ひとりの意識が変わる。それが会社の成長に繋がる、ということがよくわかりました。また、経営指針をつくってみよう!と思える例会になりました。
(文責 村岡 隼太)