大村支部 5月例会報告

日時:5月22日(木)18:30~21:00

会場:長崎インターナショナルホテル

テーマ:ゼロから始める同友会の“使い方”~共に育つための経営者の学び~

報告者:(有)大和設備工業 代表取締役 山本 進会員

出席者数:50名(会員39名、ゲスト8名、他支部3名)

30歳という若さで法人を設立。開業当初より社員ファーストの思いが強く、社会保険料、厚生年金、福利厚生など先々のことを考え、個人でなく法人の道を選ぶ、芯のある山本さんです。ですが、思うように業績を上げられないなか、同友会へ入会しました。山本さんの飾らない人柄もあり、同友会の先輩方へアドバイスを求め続けながらも、「最後に決めるのは自分」と最後は必ず自身で決断をしていく姿や、経営者としてのバイタリティーに感銘を受けました。
ゼロから始めた同友会活動。そんななかで全国大会への参加で得た、多くの学びが山本さんの持つ人の力を借りられる力を育てたことでしょう。そして、人・仕事・会社に磨きをかけ続けるその姿は、今後も同友の輪を通じて大きくなっていくのでしょう。
今回のグループディスカッションテーマは「あなたは誰か相談相手はいますか?あなたは社員と互いに相談し合えますか?」でした。経営や会社のことになると相談はなかなか難しいものです。社員と相談し合うとなるとさらに難しく、相談相手は自分自身、そして最終的に家族へ報告する方もいれば、生成AIへ相談、そんな今時の意見も見受けられました。
同友会歴の長い方から多く聞かれたのが、悩みや相談をできる場こそ同友会で、多くのアドバイスを受け、決断する力や経営力を養うことも同友会であるということでした。そんな同友会という有意義な場を再確認することができた、今年度1回目の記念すべき貴重な例会となりました。
(文責 三田村 憲護)