大村支部 11月例会報告
日時:11月19日(水)18:30~21:00
会場:長崎インタ―ナショナルホテル
テーマ:会社の成長を目指した先に見えた人材~酒屋の倅の奮闘記~
報告者:(福)ことの海会 理事長 芦塚 泰三会員
出席者数:40名(会員38名、ゲスト2名)
芦塚さんは、大村の芦塚酒店を経営する一家に育ちました。大学卒業当時の酒店は、ビール数本単位でも配達し、後で集金に行くという昔ながらの経営方式で、当初、芦塚さんは家業を継ぐつもりがなかったそうです。しかし、父親から家業を継ぐように言われ、関東でディスカウントや販促でお客さんを店に呼び、現金で商売できる酒店のあり方を見て、「こういう商売ならやってみたい」と考えました。ご家族を説得し、今までの売掛や配達をなくし、商売の在り方を変えたことで、大きな利益を生む酒店へと変貌しました。一方、祖父は福祉施設も経営されており、酒店を継いだ数年後にはそちらで仕事をすることとなりました。
様々な挑戦を経た後、介護業界の若年層社員の定着率の悪さという問題が出てきました。若い社員のサポートとして外国人技能実習制度に取り組みました。その当時の外国人技能実習生の監理団体は、斡旋したらそれで終わりという状態だったため、外国人技能実習生の質の差も激しく、多くの外国人技能実習生自身も勤労意欲が低いままでした。
そこで外国人技能実習生の定着率の向上を目指し、九州アジアン産業支援協同組合を設立しました。ここでは現地の学校と連携した外国人技能実習生の斡旋から、日本語教育など定着に向けた教育まで様々な活動を行っています。外国人技能実習生の定着を図った結果、日本人社員の若年層定着率も向上し、日本人、外国人両方の意識向上などの結果がもたらされました。
これらの動きも、規制緩和や人口減など時代の動きに合わせて、会社が残るために考え、動いた結果でした。芦塚さんの報告から、これからの時代の変化を先取りし、自分自身もアップデートし続けることが大事だと感じました。
(文責 村岡 隼太)



