島原支部 12月例会報告

テーマ:インターンシップから学べる経営課題~学生、先生と共に学びましょう~

支部名:島原支部

日時:12 月20 日(火)19:00 ~ 21:15

会場:HOTELシーサイド島原・Web

報告者:・(株)小林甚製麺 取締役小林 甚成 会員
・長崎県庁 若者定着課キャリアコーディネーター チーフ/
長崎総合科学大学 客員研究員 非常勤 講師 山口 晴信 氏
・長崎総合科学大学3年 西田 武史 氏
・放送大学4年 後藤 皓子 氏

今年最後の例会は共同求人委員会担当での開催で、県共同求人委員会の方々にも協力いただき準備を進めてまいりました。若者から選ばれる企業づくりを目的とした共同求人委員会活動に積極的に関われていなかった島原支部会員にも興味を持ってもらえるきっかけになった有意義な例会であったと思います。ゲストに島原市、南島原市の高校の進路指導の先生4 名にも参加いただきました。進路指導の先生方に地元にも本気でよい会社をつくろうとしている会社があることを知ってもらういいきっかけになったと思います。今後も同友会と高校との地元での交流を重ねていくことで様々な採用にも繋がると思えました。県外、市外に就職し戻ってくる若者の受け皿として同友会への期待の声も先生から聞かれ、ますます同友会のよい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろうの三つの目的の理解、実践に努めることが大切だと感じました。
例会は小林さんが8月に長崎総合科学大学ほかの学生5 名受け入れ実施されたインターンシップの経緯、考え、学べたことを述べていただくなかで学生2名への質問を交えながら30 分報告いただきました。その後山口氏に今の学生の特徴、採用する際企業側が気を付けなければならないことを20 分報告いただきました。小林さん、山口氏の報告どちらも非常に示唆に富んだ内容で、出席者も食い入るように報告を聞かれた後、熱気冷めやらぬままグループディスカッションを行い、活発な意見が交わされておりました。学びの多い次に繋がる例会であったとうれしく思います。来月の諫早支部で報告者は同じ方々で例会が取り行われることになっておりますので、是非ご参加ください。小林さんはさらにブラッシュアップをしているそうです。
今回の例会全般を通して感じたことは、我々が同友会活動を通じて情報発信を積極的に行うことで、学校の先生の我々への理解、学生の我々への興味、理解が深まることを実感できました。今後の共同求人委員会の活動のヒントを得ることができました。学生、先生を交えて本気で話し合う場を積極的に設けることで互いの理解が進み、このことが地域の発展を願う我々同友会・会員さんそして地域の方々の発展に繋がると確信いたしました。

(文責 河原 邦昌)