島原支部 5月例会報告
日時:5月23日(火)18:30~20:15
会場:HOTELシーサイド島原・Web
テーマ:料理人から飲食店経営者へ~飲食店と指針の融合で作る「お料理まどか」の未来~
報告者:(株)まどか 代表取締役 池田 悦蔵会員
出席者数:44名(38名(うちWeb3名)、ゲスト3名、他支部2名、事務局1名)
島原で「お料理まどか」を経営される池田さんが、母親のお店を引き継いでから今日に至るまでの経営体験を報告されました。
人材を確保するために社会保障等を充実し、雇用条件において他店との差別化を図り、後に法人化される等の変遷を遂げてこられました。引き継ぎ当初から?盛店と見られていましたが、経営状況がよくないことに対して悩みや恥ずかしい気持ちがあったとのことでした。また、料理人としてのこだわりが強いため労働時間や利益確保のバランスを保つことに苦心されていたそうです。
そんななか、同友会会員でもある友人からの誘いを受け2018年に入会して自分に必要なものに気づき、その後のコロナ禍において経営者として自分を成長させるために経営指針策定セミナーへの参加を決断。
SWOT分析を行い自分自身や自社の立ち位置を把握したうえで「食を通して、心の豊かさを追求し、人を笑顔にする」という経営理念作成にたどり着かれました。
こういった地道な取り組みが、後にミシュランガイドに掲載されるという快挙に繋がったのだろうという感想も聞かれました。
最後に自社の強みや課題を把握した上での新規出店や自家製商品の販路拡大等の目標を発表され、聞いた人達が応援したくなるだけでなく、その成功を誰もが確信できるような経営体験報告でした。
(文責 飯田 弘巳)