島原支部 3月例会報告
日時:3月19日(火)19:00~21:00
会場:サンプラザ万町・Web
テーマ:今、考えるこれからのソーシャル企業
報告者:坂本農園 代表者 坂本 和浩会員
出席者数:36名(会員29名(うちWeb5名)、ゲスト5名、他支部1名、事務局1名)
今年度最後の例会は、島原支部 ダイバーシティ副委員長の坂本さんの経営体験報告でした。
冒頭は家業である農業経営を承継して現在に至るまでの経緯や苦労話を交えながら、農業に対する熱い思いを語られました。
そして、何事にも意欲的な坂本さんは同友会入会後、自らの意志でダイバーシティ委員会への配属を希望され、多様な人材を雇用して自社の発展に繋げる取り組みを実践されておられます。
同友会入会前からも障碍者雇用の経験もされていたなかで、様々な方の経営体験を見聞きしながら自社に落とし込もうとする姿勢に対して、聞いている人が感銘を受ける姿がとても印象的でした。
また、島原特別支援学校の生徒さんを実習生として受け入れてからの気付きを基に、障碍者雇用に関する法令や雇用に関する知見を更に広め深めつつ、自社だけでなく社会に貢献できる事業を模索されています。
坂本さんの取り組みや今後のビジョンを聞いていると、誰でもどの事業所でも障碍者に頼り頼られ、一社一人関わることができると思いました。
なかには、障碍者との関わりに躊躇される方もおられますが、そういった方が1 歩踏み出して接してみようと背中を押してくれるような内容の報告でした。
(坂本会員の意向により『障碍者』を使用しております)
(文責 飯田 弘巳)